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280年前の内裏雛

 毎年三月三日の雛祭りに先立って、お雛様を飾っています。

 この一対の内裏雛は江戸時代享保年間に製作されたものです。

 時代的には280年前のものです。しばらくは当館ロビーに飾られています。

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2/7~2/14 聖バレンタインウィーク

 猿ヶ京ホテルでは2月7日から2月14日までの7日間をバレンタインウィークと題しまして、男性のお客様にささやかなチョコレートをお一人様づつプレゼントさせていただいております。3月7日~14日には、逆にホワイトデーウィークとしまして、お菓子を女性のお客様にプレゼントいたす予定でございます。

 聖バレンタインデーとは

 聖バレンタインは西暦270年2月14日、時のローマ皇帝クラウディウス2世の迫害により殉教しました。皇帝が富国強兵策として兵士の結婚を禁じていたのに反対し、兵士を次々と結婚させていたためといわれています。ヨーロッパでは14世紀からこの日に花やキューピットのカードなどを送る風習が生まれ、のちに女性から愛の告白をする日に変わりました。
 日本では1958年に新宿のデパートが初めてバレンタインのチョコレートのセールを行いましたが、結果は3日間でわずか5枚しか売れませんでした。それが今やチョコレート年間消費量の約4分の1が、この2月に売れています。 最近ではチョコレートに含まれるカカオ、ポリフェノールの効能も注目されています。

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初午まつり

 2月10日(金)は初午(はつうま)にあたります。猿ヶ京ホテルでは午前中に初午だんごを拵えて、夕食の時にお客さまにおだししました。みたらし団子のような餡は板長が作り、あつあつをお客様にほうばっていただき、今年一年の商売繁盛を祈念いたしました。

 初午の由来:二月の初の午の日に、蚕神「お絹さま」を祭って、かいこの大当たりを祈りました。

 朝、取って置いた正月松飾りの松を燃やすと、その煙に乗って「お絹さま」がやってきます。

 町内のざる観音(布施千手院)で買ってきたかごに半紙を敷き、わらのまぶしを入れ、小豆を一粒入れた十六個の団子をまゆだまに見立てて入れ供える。晩になると固い豆腐に味噌、胡麻、青海苔などの田楽豆腐を、桑の枯木でやいてそれも供える。それを下して助っ人を呼んでなるべく大勢で「蚕助けてくれ」と祈って食べました。村中の子供は多くの数の団子や田楽を食べれば食べるほど、幸せになるので、この晩は女衆(おんなし)も酒を飲んだり一番風呂に入ったり楽しいお祭りでした。

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雪灯ろう

 猿ヶ京ホテルでは2月1日から2月14日まで夕暮れ時、雪灯ろうを灯してます。玄関前でお楽しみください。

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【予告】2月3日節分のご宿泊にはもれなく、板長特製「恵方巻き」が食べられます。

 きたる2月3日(金)の節分には猿ヶ京ホテルの夕食には、板長手製の「恵方巻き」が出てまいります。また食べ方やどの方角を向いて食べるかの能書きもお配りいたします。

 コンビニ等で予約殺到の恵方巻きですが、温泉旅館で一人一本づつ食べられるのはイベント、お祭り好きの猿ヶ京ホテルスタッフならではの催しものです。2月3日にお泊りのお客様、お楽しみにしてください。

参考:

恵方巻(えほうまき)とは、節分に食べる太巻きの事。商売繁盛、無病息災、願い事が叶う、その年必ず幸運が訪れる、厄落とし等の意味を持つ。「恵方寿司」とも呼ばれる。

節分の夜にその年の恵方(歳徳神の在する方位)に向かって、目を閉じて願い事を思い浮かべながら太巻きをまるかぶりするのが習わしとされる。食べている間は、無言でなければならない。

七福神に因んで、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、伊達巻、うなぎ、でんぶ等七種類の具を入れて、福を食べるという意味合いもあるらしい。「福を巻き込む」という説明もある。

現在の恵方巻の起源は、江戸時代末期から明治時代初期にかけて、大阪・船場の商人による商売繁盛の祈願事として始まったといわれる。当時使われていた旧暦では、立春の前日である、節分の日は大晦日にあたり、前年の災いを払うための厄落としとして、年越しの行事として行われた。しかしこの習慣は明治時代に一旦廃れ、1977年に大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った海苔の販売促進行事で復活することとなった。また豊臣秀吉の家臣・堀尾吉晴が、偶々節分の前日に巻きずしの様な物を食べて出陣し、戦いに大勝利を収めたという故事を元にしているという説もある。

この故事の他にも恵方巻の発祥地の候補には、和歌山(紀州)、滋賀(近江)等がある。1960年代から行われていたという説もある。

雪の小出俣(おいずまた)山

 この冬の雪は本格的です。でも露天風呂や浴場から見える雪景色、ロビーのガラス越しに見る雪化粧した湖の姿は息を飲む美しさです。

 また、本館山側から晴れた日に見える谷川連峰、特に小出俣山の美しさには感動します。猿ヶ京から見て西南の方向に日は沈みますが、それから十五分後くらいに小出俣山の白銀の山肌があかね色に染まりはじめます。わずか十分足らずの間のことですが、見飽きることはありません。

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どんど焼き

 今まで猿ヶ京ホテルは正月飾りや門松は猿ヶ京区のどんど焼きに出していました。地元の行事を盛り上げるのも大切なことなのですが、泊まっていただいているお客様に忘れがちな年中行事を楽しんでいただきたいので、今年は1月15日の小正月の日にホテルの玄関先で行うことになりました。なにしろお飾りのするめだけでも50枚!もあるのですから、簡易コンロを出して焼くことにしました。するめにはやはりお酒があうと言うことで、にごり酒を用意しました。またお帰りになるお客様にみかんや焼いたするめ、干し柿を持ちかえっていただくことにもしました。初めてのことで手際も良くなかったのですが、9時くらいからはじめ、なんとか11時前に無事に終了することができました。お客様にもおおむね好評で、「毎週やっているんですか?」と言われる方もいらっしゃいました。来年は1月14日の日曜日に行いたいと思います。

どんど焼き:1月14日、15日に行われる火祭りです。正月飾りや書初めなどを焼く行事で左義長とも言われ三鞠打、三毬杖、三本張とも書きます。宮中では新年に鞠を杖で打つ行事があり、その杖を三本組み合わせて燃えしろを寄せかけて火をつけたことからその名を付けられたと言われています。火が高く上げるほど吉兆とされ、その火にあたると災厄を免れるとも言われています。

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きりたんぽ鍋プラン、はじめました。

 きりたんぽ鍋と言われても、今まで食べた中ではあまりおいしい印象はなかったと言う方がほとんどだと思います。

 でも、本場秋田の本当のきりたんぽははっきり言っておいしいのです。

 当ホテルの若おかみは秋田県鹿角の出身で、実家の母が作るきりたんぽを社員に食べさせるために、材料を全て取り寄せて自ら作ったところ大好評でした。

 当ホテルわかおかみのふるさとの味、とか言っても単なるこじつけだろう、と思われますが、本当においしいんです。

 作るのはわかおかみではなく、調理長が作りますが、きりたんぽは秋田から取り寄せたものです。鶏肉はさすがに比内どりと言うわけにはいきませんが、群馬産の榛名地鶏を使用しています。

 寒い冬を吹き飛ばす逸品。一度おためしください。

 → 夕食はきりたんぽ鍋プラン

下の写真はプロが撮ったものですが、本当に当館板長が作ったものです。

決して、映像資料から引っ張って来たものではありません。

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長き夜の・・・

 初夢とはいつ見る夢が初夢なのでしょうか。手もとの東京神宮館蔵版平成十八年福寿暦によると一月二日になっています。三省堂新小辞林も一月二日、昔は一月一日とあります。

 誰もが良い初夢を見てみたいもの。縁起の良い夢とは「一富士、二鷹、三なすび」と言われています。人物などはどうなのでしょうか。その夢に出てきた人物がその年の、あなたに重要な意味を持ってくるもかも知れません。

 猿ヶ京ホテルが毎年1月2日に良い夢を見るためにお客様に配っているおまじない。

 なかきよのとおのねふりのみなめざめ なみのりふねのおとのよきかな

 これは回文と言って上から読んでも下から読んでも同じ文句になる文章です。

 長き夜の 遠の眠の皆目覚め 波乗り船の 音のよきかな

 と言う歌になります。

 これを千代紙、折り紙などに書いて、(舟形の折り紙に折るところもあり)二日の夜、寝る前にに枕の下に敷いておきます。もし悪い夢を見た時は川に流せば、水に流れると言うことです。いかがでしたでしょうか。

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お正月の獅子舞い

 獅子舞いと言うほど、立派なものではありませんが、1日~3日と朝食会場でご挨拶いたしました。獅子に噛んでもらうと縁起が良いと言います。

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