「風林火山」から「天地人」へ
12月某日
12月16日に放送を終えた「風林火山」は男性配役に実力者を揃え、見ごたえのある戦国ドラマでした。
猿ヶ京の名づけ親、ガクトさんが演じた上杉謙信の描かれ方が余りにも話題性重視だったところが?
ではありましたが。
猿ヶ京ゆかりの嘉島典俊さんが、信玄の弟、信繁を兄思いの繊細な人物として演じたのは好感が持てました。
最終回で謙信の姉「お仙」が、謙信の無事を願って、わが子「喜平次」と仏壇に手を合わせるシーンがありましたが、この「喜平次」が後の上杉景勝で、再来年の大河ドラマ「天地人」の主人公、直江兼続の主君で謙信亡き後の上杉家に振りかかる苦難を直江とともに乗り越えていくドラマです。
わざわざこのシーンを入れたのは、再来年の大河ドラマ「天地人」へのバトンタッチの意味もあったと思います。
猿ヶ京温泉の猿ヶ京は上杉謙信が名づけたと言う伝説がありますが、その時に謙信にこれは良い夢だと言う、直江山城守と言う家臣が出てきます。この直江山城守が直江兼続のことです。
と言うことは、猿ヶ京の名前は謙信と直江の合作と言うことになります。
この逸話をどれだけ理解して貰って、宣伝できるでしょうか。
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