Powered by Six Apart

「なから」感動する本

最近聴いてんの・・・

2004.02.15~18バリ島

  • 1232317_img
    2004.02.15~02.18と4日間、インドネシアのバリ島に研修旅行で言ってきました。実質3泊でしたが、ウブド・コマネカリゾート2泊、ヌサドゥア・アマヌサ1泊と言うスケジュールでしたが、アマンリゾートのアマンダリ、アマンキラ、フォーシーズンホテルのサヤンなど代表的なスモールラグジャリーホテルを見学することもできました。極めてまじめな研修旅行でした。

« 2007年4月 | メイン | 2007年7月 »

花寺吉祥寺2

花寺吉祥寺2
観光の名所になっており拝観料もきちんと取る。季節の花々が売り物である。 庭園は見事だが、石仏、石塔のたぐいが豊富である。 それらは優品だけに絞り込んだほうが、わたしの好みではある。

花寺吉祥寺

花寺吉祥寺
5月某日晴れ 利根郡川場村の吉祥寺は九州豊後の戦国大名、大友氏の創建と言われている。

典厩寺ー武田信繁の墓所4

070516_011

永禄4年(1560年)の川中島の合戦では武田・上杉両軍合わせて6千人の戦死者が出たと伝わっている。

その戦死者の鎮魂に幕末の松代藩主真田幸貫が合戦三百年の記念殿として閻魔堂を建設し、閻魔大王を建立し、万延元年(1860年)に三百年祭の大法要を行い川中島の合戦で戦死した群霊の冥福を祈った。

しかし単に戦死者の群霊の鎮魂であるならば、死者を裁く閻魔大王をまつるであろうか。その力にすがりたい目的があったように思えてならない。

典厩寺ー武田信繁の墓所3

070516_008

信繁は兄信玄の副将格であったと言い。また名補佐役であったと言う。年齢差は5歳であった。

「影武者」では、信玄の副将格また影武者として12歳離れた弟の信廉(のぶかど)を山崎努が演じており、一門の長老として重臣達をまとめ上げることに腐心するところを好演していたが、実際の信繁はそんな感じで家臣と信玄のパイプ役を務めたのかもしれない。

墓石に刻まれた銘文は典厩寺のパンフレットによると、以下の通り。

永禄四年辛酉九月十日秋

松操院殿鶴山巣月大居士

甲斐源氏武田左典厩信繁

現在の大河ドラマ「風林火山」では信玄の市川亀次郎の弟として嘉島典俊が信繁を演じ、これもなかなかの好演である。

典厩寺ー武田信繁の墓所2

070516_009

典厩寺の本堂の壁には武田軍の風林火山(孫子)の旗と上杉軍の「毘沙門天」「懸れ乱れ龍」の旗が描かれており、ここが両軍が激戦を繰り広げた場所であることを示している。

典厩寺ー武田信繁の墓所1

070516_013

武田信玄の弟、信繁は永禄4年(1560年)の川中島の合戦で戦死している。

江戸時代元和八年(1622年)、川中島を治めていた松代藩主真田信之はかつての主筋武田氏の副将であった武田信繁の菩提を弔うために信繁の最後の地に近くにあった寺を信繁の通称「左馬助」の唐名「典厩」にちなむ典厩寺と改名し、永遠に史跡として記念することになった。

川中島古戦場3

070516_004

上杉謙信は黒糸縅の鎧に頭巾をかぶった姿が昔から一般的である。

ところが、伝わっている謙信の遺品と言われる兜は黄金作りの豪華なものが多く、イメージとの違いに戸惑うことがある。

実際の謙信はイメージと違い、リッチでハイカラな武将だったのではないか。

川中島古戦場2

070516_003

武田信玄と言うと高野山に伝わる、でっぷりと太った肖像画が有名である。

ところが近年の研究でその肖像は畠山某を描いたとされ、実際は土岐頼康像と

言われるものが信玄を描いたのだと言う説がある。

黒澤明監督の映画「影武者」では当初、太った信玄像が監督の念頭にあったらしく、勝新太郎が配役されたが、撮影が始まるとすぐに黒澤と勝は対立、勝は降板した。代役の黒澤映画の常連仲代達矢はスリムで貴族的な信玄を演じた。

奇しくも最近の研究で信玄はスリムであったことが、有力であり、仲代の信玄像は実際に近いものとなった。

川中島古戦場1

070516_001

五月某日 朝から快晴。

長野県各所を訪問。その途中、長野インターを下りるとすぐに右側に八幡原古戦場の跡の公園が見えてくる。駐車場やトイレが整備されており、気軽に立ち寄ることが出来る。

この公園の呼び物は八幡宮の手前にある上杉謙信と武田信玄の一騎打ちのブロンズ像だ。

謙信と信玄が実際に戦場で一騎打ちで戦ったかどうかは定かではない。ただ近衛前久が謙信に送った書状に謙信が自ら刀を取って戦ったと言う記述がでているが、信玄と大将同志が一騎打ちしたとは書いていない。相当な激戦であり、突発的な接近戦だったと思われる。

また八幡原に信玄の本陣があったかどうかも最近の研究では疑問視されている。

上毛高原近く謎の石塔3