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「なから」感動する本

最近聴いてんの・・・

2004.02.15~18バリ島

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    2004.02.15~02.18と4日間、インドネシアのバリ島に研修旅行で言ってきました。実質3泊でしたが、ウブド・コマネカリゾート2泊、ヌサドゥア・アマヌサ1泊と言うスケジュールでしたが、アマンリゾートのアマンダリ、アマンキラ、フォーシーズンホテルのサヤンなど代表的なスモールラグジャリーホテルを見学することもできました。極めてまじめな研修旅行でした。

うちの温泉のあるところ

 「温泉遺産」と言うテレビ番組の取材で制作会社の方が午前中に訪ねてきました。テレビと言ってもBS-アイと言うハイビジョンの番組でTBS系列での放送になるとか。

私の好きな番組にsony present のThe world heritage 「世界遺産」があります。こちらはTBSの人気番組で天下のソニーがバックについているので、最新の撮影機械で撮っているのであのような素晴らしい映像になると言っておられまっした。私はその世界遺産の音楽も大好きでCDも買ってしまいました。

さて、番組は温泉遺産と言うことで本当の温泉を使っている旅館を取り上げているとのことです。今までは箱根の福住楼、萬翠楼福住、四万温泉の積善館など渋好みの旅館ばかりです。

↑上の写真は製作会社を方を案内して温泉の湧き出しているおおもとのいわゆる源泉地を案内している途中でとった赤谷川と向こうには谷川連峰です。

うちの温泉はこの赤谷川の地下にある温泉溜まりから湧き出しているのです。

美人の湯とは?

 美人の湯と言う言葉がある。この語感からするとお肌がつるつる、すべすべになる温泉のことだろうか。アルカリ性の温泉は成分の薄い単純泉であってもぬるぬるする。これはお肌に良さそうだ。箱根の湯本温泉で萬翠楼福住と言う素晴らしい木造建築の宿があるが、ここのお風呂の温泉はアルカリ性でたしかにぬるぬるする。
 それでは逆に酸性の強い温泉はお肌が溶けてしまうと言えばそうでもない。一晩で10円玉が溶けてしまう草津温泉は酸性の強さで有名だが、入ってもお肌はむしろつるつるになる。
 ここで酸化、還元電位の話しになる。人の肌は還元系の状態が保たれている。一方水道水など塩素殺菌している水は酸化している。酸化=老化、還元=新鮮と考えて良い。人の肌は老化すると共に酸化していくことになる。老化とはエージングであり、これを防止するアンチエージング作用が還元系の温泉にはある。ただ還元系の温泉であっても、源泉から遠ければ遠くなり、酸素に触れれば触れるほど酸化状態が進み、老化が進んで行くことになる。
 しかし、この酸化の進み具合はそれぞれの温泉の泉質によって異なり、A温泉は源泉と浴槽が近いのに老化が進んでいたが、B温泉は源泉から浴槽への距離が長く、途中で何度もポンプアップしているが、老化はぜんぜん進んでいないと言う現象がおこることもある。
 さて、美人の湯とはずばり還元状態が保たれている温泉であると言えると思う。新鮮な温泉はまさに天然のローションであり、それは瓶につめて置いて時間がたっても効力はなくなってしまう。
 新鮮な温泉に入ることがお肌にも良いのだ。そして新鮮な温泉かどうかを判断するのはORP検査と言うことになる。従って、良く言われる玄関よりも下に行けば本物の温泉とか、玄関から遠ければ本物などと言うことはナンセンスなのである。

還元系温泉に認定されました。ORP分析と実況調査の結果

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この3月6日に日本温泉総合研究所のORP(酸化還元電位)分析と実況調査を猿ヶ京ホテルの浴槽と源泉で受けました。その結果、浴槽の温泉水は源泉と同一であり、温泉の本質的な特性の一つである「還元系」が極めて良好に保たれていること。が認定されました。人間の肌は還元系が保たれています。これに対して水道水は塩素殺菌しているので、酸化系です。また塩素消毒している温泉も酸化系になります。猿ヶ京ホテルの浴場と露店風呂の浴槽の温泉は還元系であることが証明され、お肌にやさしいことがわかりました。今後ますますこう言うことの公表が重要になってくると思われます。なお、これは新治村観光協会のよびかけに応じて、法師、湯宿、川古そして猿ヶ京の各旅館をはじめ、四万、上牧の旅館も交えて協同で調査を受けました。結果は全ての旅館温泉施設で還元系と認定されました。ORP分析に付いては下記の日本温泉総合研究所のWEBサイトをご参照ください。
http://www.onsen-r.co.jp/

煮川の湯

pic_0177.jpg旅館組合青年部の会合で訪れた草津温泉で一番鮮度が良い温泉と評判の共同浴場煮川の湯に行って来ました。物すごい熱さで2秒位肩まで入るのがやっとと言うありさま。場所はホテル高松さんの目の前。無料で誰でも入れるのがうれしい。草津の人達はこんな酸性の強い温泉に毎日本当に入っているのだろうか?