春日山城跡に立つ上杉謙信公の像2
春日山城跡の近くには謙信公が幼少の頃、修行したと伝えられる林泉寺があります。
簡素な山門は春日山城にあったものを移築したと言われ、城に残る唯一の遺構と言うことになります。
宝物殿には謙信公ゆかりの毘沙門天の旗などの遺品が残っています。
境内の左手奥の墓地には、謙信公やその父長尾為景、能景の墓石とともに、上杉氏の跡に入部した堀氏の墓石やその後の松平、榊原氏の歴代藩主の墓石も眠っています。
春日山城跡や林泉寺の境内にはカタクリの花が沢山咲いていました。
城跡の範囲は非常に広大なもので、林泉寺から更に北東に城跡広場を言う区画があり、ここも堀や土居に囲まれた城の一部でした。
現在は堀や土居は復元され、土居の上には木柵も復元され、戦国時代の有様を忍ばせてくれます。