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「なから」感動する本

最近聴いてんの・・・

2004.02.15~18バリ島

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    2004.02.15~02.18と4日間、インドネシアのバリ島に研修旅行で言ってきました。実質3泊でしたが、ウブド・コマネカリゾート2泊、ヌサドゥア・アマヌサ1泊と言うスケジュールでしたが、アマンリゾートのアマンダリ、アマンキラ、フォーシーズンホテルのサヤンなど代表的なスモールラグジャリーホテルを見学することもできました。極めてまじめな研修旅行でした。

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茂左衛門

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今日三月二十日は春分の日で月夜野町の茂左衛門地蔵の縁日です。昔から「モザエモン」と言えば近くの村や町から子供たちが集まります。縁日に出る露店でカタヌキをしたり、くじをして遊び、ヤキソバやお好み焼きでお腹を満たします。この茂左衛門地蔵のまつられているお堂は千日堂と言います。今から八十年以上前の大正十一年『みなかみ紀行』の旅のとき若山牧水は義人茂左衛門の伝承に興味を覚えたと見え、相当の紙数をこの命を張って村人を守ったと言う伝承に割いている。そしてさらにこの千日堂の当時のありさまに心を動かされ以下のように触れている。
『月夜野橋を渡ると直ぐ取っ着きの岡の上に御堂はあった。田舎にある堂宇としては実に立派な壮大なものであった。そしてその前まで登って行って驚いた。寧ろ凄いほどの香煙が捧げられてあったからである。そして附近にはただ雀が遊んでいるばかりで人の影とてもない。
百姓たちが朝の為事に就く前に一人一人ここにこの香を捧げて行ったものなのである。1日としてこうない事はないのだそうだ。立ち昇る香煙のなかに佇みながら私は茂左衛門を思い、茂左衛門に対する百姓達の心を思い瞼の熱くなるのを感じた。』
時は流れて、平成の世の中になりました。茂左衛門に感謝するやさしい村人達の気持は今も変わっていません。

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