観光活性化セミナー
6/23 新治村商工会主催 第4回 観光活性化セミナー
演題 「お客様から商売のヒントをいただく」
内容 3名のパネラーから意見聴取
1、県内T市造園業の社長さん
・造園の仕方が自然を生かした形に変わってきた。フラワー博で受賞した。
・このところ、結婚式場などからの依頼が多い。
・敷地いっぱいに駐車スペースを取るレストランよりも、自然を取り入れた駐車場を持つレストランの方が流行っている。
2、県内T市の学習塾経営の社長さん
・成功している旅館の社長さんに教えを請い、経営に取りいれている。
・先生方は商品なので職員室もガラス張り。
・生徒を感動させるために、階段をTDLを造った業者に発注。
・塾はイベント会社。
・月に一回業績を発表し、7~8時間社員研修をする。教育理念をはっきりさせる。
・毎月売上、成績をパワーポイントで説明する。
・平均年齢が30代前半なので体育会系の乗りの社風を作っている。
3、地元T信用金庫O支店長さん「融資したくなる会社とは」
・16店舗、地域貢献がモットーの信金である。
・将来にビジョンがある。
・計画を文書にすることによって明確化してくる。ウィークポイントが分る。
・①資金使途、②保全、③返済財源であるが、②と③が足らない時は将来のビジョンを熱く語ってもらいたい。昔は②、③がないとだめだったが、今は「目利き」と言う講習を信金の方でも受けている。
・「資金が足らなくなった」と言うだけの経営者には貸したくない。
(以下ここに赴任して8ヶ月経過した上での提案)
・猿ヶ京ではコスモスを植えているようですが、田んぼにレンゲを植えたらどうでしょうか。
・「うだっぱら」は花を植えたらどうですか。
・花は期間が短いが、その間隙を埋めるのは文化が重要です。
・「みなかみ町」が発足するのに若山牧水の話してくれた経営者はいない。
・同様に与謝野晶子の話をしてくれた経営者もいない。
・猿ヶ京は上杉謙信ゆかりの地なのだから、もっと宣伝すべきである。
*若だんなのひとりごと
・一般の経営者からの旅館への要望は多いと思います。
・すべてのニーズに答えようとすると、おかしくなって来ます。
・僭越ながら顧客の絞り込みも必要かと思います。
・造園の話は「さもありなん」です。黒川温泉の後藤さんの話からも立証されます。
・学習塾で環境に配慮したとはびっくり。
・残念ながら「レンゲ」の花がわからない。勉強不足です。
・若山牧水の話をしていいなら、いくらでもしますよ。金融機関の支店長は文化的なことばっかり言っていると、危ない経営者の範疇にいれられるかと思ってました。まあほどほどに。
*この後、観光協会でS造園に視察に行くことになりました。
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