にいはる夏祭ー前夜祭(分湯の儀)
8月6日(土)にいはる夏祭りの前夜祭がまんてん星の湯前特設会場で行われました。
前夜祭ではオープンセレモニーとして、この一年の旅人の安全を願う新治村観光協会主催による浴客安全祈願祭が行われました。これは神式で行われます。
式の中で分湯の儀と言う儀式があります。法師、猿ヶ京、川古、湯宿、赤岩、奥平の6つの温泉がそれぞれの源泉所有者によって式場に持ち込まれ、これを女神、巫女の手によって一つに桶に集められたものを再びそれぞれの桶に分けられ、所有者はそれをまた自分の源泉に戻すと言う厳かな儀式です。
練習を重ねたと見えて、巫女、女神の所作が美しく、思わず身が引き締まる思いが会場を包みました。
式はこのあと、観光協会長の挨拶、村長の挨拶、議会議長の挨拶の後に、鏡開きと乾杯、〆の挨拶で終了しました。
新治村としては最後の夏祭り、来年はどうなることになりますやら。
(写真提供:生津秀樹氏)
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