尾瀬ケ原ハイキング3
尾瀬ヶ原に鳩待峠から入ると、山の鼻まで下って行きます。つまり最初は下りの登山になります。そして日帰りの場合、木道を行けば行くほどひき返してくる帰りの距離が遠くなります。そして最後は鳩待峠の坂道を登り、登山を終了します。
草紅葉とやらを期待しての尾瀬ヶ原行きではありましたが、天候も曇り原の葉の色もご覧の通りでした。紅葉と言えば写真右側の通称牛首の峰伝いの木々が紅葉、黄葉していました。都会の人は紅葉を喜びますが、山の人間にとっては冬の到来を告げる一里塚のようなもので、一層寂寞の思いを強くします。
湿原に敷設された木道を右側通行で行くと、独特の心境に陥ります。頭がぼんやりとしてきて、眠くなってきます。
いずれにしても、今年は初夏のニッコウキスゲの当たり年でした。まがりなりにも秋の草紅葉も鑑賞できました。来春には水芭蕉の咲く頃、訪れるつもりです。それで私の尾瀬ヶ原探訪は一区切りと考えております。
コメント