あゆむくん
豪雪の新潟県塩沢に遊びに行ってきたわけです。目的は江戸時代後期の越後地方の人々の冬の暮らしの記録、『北越雪譜』の作者である鈴木牧之の資料が展示されている鈴木牧之記念館に行くことでした。
記念館では北越雪譜に挿絵入りで出てきた当時の雪中歩行用具が展示されていましたが、その中に現在でも塩沢地方では木製のかんじきが販売されていることがわかりました。この冬は群馬県側でも大雪で今後、必要になることもあろうかと思いました。そこで、国道沿いのホームセンター、『ひらせいホームセンター』でこのプラスチックカンジキ「強いぞあゆむくん」を2849円で購入しました。プラスチック製のカンジキに長靴などをベルトで固定するタイプです。現代的で風情もない姿かたちに買うのを一瞬ためらいましたが、このチャンスを逃すとまた買えなくなるので、思い切って買うことにしました。
後日、この「強いぞあゆむくん」で実際に雪上を歩いてみると、カンジキの裏に歯が出ていてストッパーになってよい反面、乾いたアスファルトの路面を歩くと歯が欠けてしまいそうなので、雪の上しか歩くことができず、移動が不便だと思いました。
しかし購入してから、どうしても伝統的な木製のカンジキが欲しくなり、塩沢市街地を探すと雑貨屋があったので、そこで↑「従来型のかんじき」を買いました。
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