だいぶ夜明けが早くなってきました。昨日三月五日は啓蟄です。ですが旧暦で言う一月二十五日と言うことであれば、まだまだ冬です。写真は午前六時過ぎに赤谷湖方面を撮ったものです。
猿ヶ京の、正確には相俣のコープシャトウの手前から大峰山の中腹を越えて群馬サイクルスポーツセンターなどを横目に見ながら上毛高原に抜けて行く道が好きだ。広告や看板の類いが余りなく。田園風景、牧場、森林と変化に富んだ景色を見せてくれる。これはいつも気になっている道祖神や石仏。サイクルセンターの横の沼。
あのころは・・・ 山が息をしていた。 林が息をしていた。 土手が息をしていた。 湖のトンビも林が戻って来るのを望んでいるかも知れない。
昔、ぼくが猿ヶ京の小学校に通っている頃、 まだまだ雑木林が多かった。 雑木林の中は枯葉が積もって柔らかくて快適だった。 雑木林の中にはあけびとか、思いもかけない宝物があった。 雑木林の中には、憧れのクワガタ虫がいた。 この猿ヶ京でも雑木林がどんどん減っている。