盆をどりと猿ヶ京盆歌(ぼんうた)
8月7,8日に行われた「にいはる夏まつり」では両日ともに、盆踊り大会が行われました。参加者は浴衣着用のこととのお達しがあったために、急遽沼田の呉服店で男性物の浴衣を買うはめに。呉服店に入ることは初めての経験でしたが、呉服店の奥さんと姑さん?に試着させていただき、「背がお高いので、よくお似合いですよ」などと言われて、帯の留める位置や、浴衣の着付けについて少しアドバイスをいただいて、6千円代の物を2割引で購入してきました。デザイナーズ系の浴衣は3万円くらいの物もありました。
帯は自分の和服用のものがあったので、それをルームさんを呼んでしめさせて、旅館の下駄を履いて会場へ向かいました。
開会セレモニーの閉会の挨拶もそつなく?こなし、盆どり大会に突入しました。途中、帯がゆるんできたら、地元の奥さんが「ちょっと」と言って会場のかげに連れていってもらい、閉め直して貰いました。呉服店では、腰骨のあたりで留めたのですが、ウエストで留めるのが猿ヶ京流?と納得しました。
盆歌に中に面白い文句があります。
「恋の恋越(こいこし)、情けは須川(すかわ)、情けないのが布施の宿(ふせのしゅく)」
「情けないなんて、言わないでおくれ、うちの主(ぬし)さんは布施の宿」
他の集落の悪口も、昔はさかんだったようです。またすぐにフォローする所が、素朴な味わいを出しています。
写真提供:生津秀樹氏
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