あやめ(菖蒲)
湯の町通りに咲くあやめ。
しょうぶ湯に使うしょうぶとは別物だとか。
尾形光琳の屏風絵にも画材として取上げられている日本の代表的な花です。
「いずれあやめかかきつばた」とはあやめとかきつばたのように区別しにくく、甲乙つけがたい可憐なふたりの女性に対して言う言葉だそうです。
歩いていても外来の花、洋花が多い中、和の雰囲気を思わせる和花を見るとホッとします。
湯の町通りに咲くあやめ。
しょうぶ湯に使うしょうぶとは別物だとか。
尾形光琳の屏風絵にも画材として取上げられている日本の代表的な花です。
「いずれあやめかかきつばた」とはあやめとかきつばたのように区別しにくく、甲乙つけがたい可憐なふたりの女性に対して言う言葉だそうです。
歩いていても外来の花、洋花が多い中、和の雰囲気を思わせる和花を見るとホッとします。
5月11日新緑の猿ヶ京温泉、赤谷湖の姿です。山の木々も完全に芽吹き、萌えいずる新緑の時を迎えています。冬枯れの雑木林は寒々とした杉林だけが残されて痛々しい感じでしたが、今は生命力に満ちたたたずまいを見せています。
つい先週までは桜の開花の話題で盛り上げっていたのですが、春の感動も何日かすると慣れてしまいます。その桜も新治村の村花である大山桜ももう散り、八重桜が咲き誇っているようないまの状況です。
花と言えば、これからの季節は藤の花。既に国道沿いの相俣の民家の藤の花は満開の様相を呈しております。猿ヶ京のこの湯の町の高台はまだ咲き始めたばかりですが、今週末には満開になることでしょう。
赤谷湖記念公園のさかさザクラが満開です。場所はコープシャトウ猿ヶ京の国道をはさんで反対側の広場ににあります。近くは赤谷湖(相俣ダム)のダムサイドでそこも桜並木になっています。
ところで、なぜ「さかさザクラ」なのでしょうか。そのいわれは樹の下に立っている立派な看板に出ています。少し難しい説明ですが、全文を載せます。
『 群馬県指定天然記念物 相俣のさかさザクラ 昭和27年11月11日 指定 天文21年(1552)の春、上杉謙信が初めて三国峠から関東に兵を出した時、この地に小休止し馬よりおりて上杉謙信ゆかりの日枝神社を参拝した。 この時謙信は春日山より持参していた桜のムチを境内に逆さに挿して、もしこの桜に芽が吹けば出陣の幸先が良いものとして、謙信の希望をこめて占いをした。ところが不思議にもこの桜がすくすくと成長して数年ならずして花が咲き成木したと言われている。 また、この桜の花の咲き具合でその年の作柄を占ったので豊年桜ともいわれている。 樹高18・2メートル、目通り6・2メートル、根元廻り11・0メートルである。平成6年2月10日 群馬県教育委員会 新治村教育委員会 』
さくらのむちをさかさまに挿したら、成長して花が咲いた。その花の咲き具合でその年の作柄をうらなった。と言うことです。この通りなら樹齢は450年を超えています。そう思ってもおかしくない風格、そして雰囲気を漂わせている古里のほこり、さかさザクラです。
ようやく標高600メートルちょうどくらいの湯の町台地の桜も満開に近い状態になりました。
当館の庭の中ではここの桜が樹形と言い、花のつき方と言い、一番きれいだと思います。
国道沿いの桜もちらほら咲き始めました。湯の町の高台の上の桜も樹によっては開花が始まりました。ここからの湖の眺めも見飽きません。2005.04.23午前8時。
95%くらいの満水状態となりました。谷川連峰の奥はまだ雪が残っています。コバルトブルーの湖と白い残雪のコントラストが美しい季節となりました。2005.04.23午前7時。
五分咲きといったところ。